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あがり症と対人恐怖症の違い

自分のことをあがり症だと思っている人はけっこう多いです。しかし対人恐怖症だと思っている人はそう多くはないでしょう。しかしあがり症と対人恐怖症はとても密接した関係なのです。あがり症は、自分があがってしまい恥ずかしい思いをした積み重ねによりどんどん悪化していくものです。あがり症の悪化の進化の先に 見えてくるのが対人恐怖症なのです。最初は大勢の人前に出るとあがり症の症状が出ていたが、幾度かの失敗が仇となって、3、4人の前でもあがってしまうようになる。それでまたうまくいかないと最終的には人ひとりを目の前にしてもあがってしまうようになる。こうなると、通常に生活していくのも難しくなってしまいます。私の知り合いは、最初は軽度のあがり症だと思っていたのですが、上記のような経過をたどって、対人恐怖症になってしまいました。ほとんど外に出ることもなくなり、部屋に閉じこもってテレビばかり見ています。もちろん恋人もいません。「本人が好きで部屋に閉じこもっているのだからいいではないか」という意見もありますが、実際はそうではないのです。対人恐怖症は人が嫌いというわけではないのです。人が怖いだけなのです。怖くなければみんなと仲良くしたい。さみしい気持ちでいっぱいなのです。その人の家族も周りの友人も、対人恐怖症になる前にもっと早く、あがり症について真剣に取り組むべきだったと今では後悔しています。 対人恐怖症に陥らないためにも、あがり症は早めに自覚して克服することを考えなければいけません。

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