インテリアを決めるとき、まず自分の居場所を明確に

ソファでくつろぐ、ダイニングセットで一家団らん、ティーセットにはカップボードでおもてなし、というように、生活のさまざまな場面と家具を結びつけて考えると、人のためではなくて、家具のために部屋があるような本末転倒の結末になってしまいます。居心地の良い部屋のインテリアはどういうものか、そういう原点を見失わないようにしましょう。
 部屋のインテリアを考えるとき、自分の居場所をきちんと決めると、モノに占領されたりしませんよ。居場所を明確にするには、床の素材に関係なく、床にラグを広げるのがおすすめです。部屋の大きさにもよりますが、ラグの大きさは畳1枚分くらいは欲しいですね。畳サイズより少し大きめの140cm×200cm前後のものが市販されているので、このサイズなら寝ころんでも余裕ですね。
 床に広げたラグの上には椅子やソファを置かずに、床としていつでも使えるようにしておきましょう。ここで身体を横たえたり座ったりしますが、ここだけは絶対に散らかさない場所にしておいたようがいいですよ。

インテリアは照明がポイント

 照明の役割は二つあって、一つは日常生活を送るための明かりと、もう一つは演出という役割があります。インテリアアイテムの中でも、比較的安価で効果がとても高いというのが照明の特徴ですね。あまりお金をかけたくないというときには、照明を使った模様替えは最適ですよ。
 照明の中でも、蛍光灯は、白熱灯よりも消費電力が少ないので長く使うことができ、長時間点灯するリビングなどに向きます。白熱灯は、印象が暖かく、趣のある空間を作り出すことができます。リビングや寝室など、雰囲気を大切にしたい所に生かしたい照明ですね。
 場所に合わせた照明選びのポイントとして、ダイニングには、料理がおいしそうに見える白熱灯の光が効果的ですよ。明るくて楽しい雰囲気を出したいときは蛍光灯がよいですね。リビングの照明は明るくしてしまいがちですが、あまりまぶしすぎると気持ちが休まりません。具体的には10畳の部屋で100Wぐらいの照明を目安にするとよいと思いますよ。  
 バスルームには白熱灯が適しています。蛍光灯では肌が青白く見えてしまいます。玄関は、疲れて帰宅した時やお客さんを迎える時の入り口なので、明るい雰囲気がいいですね。

間接照明のインテリア

 間接照明というのは、光源が直接見えず、壁や天井などに一度光を当てて、その反射光で室内を照らす照明のことです。物を見るための照明ではなく、空間を見せるための照明、ですね。
 間接照明の光は、まぶしくない柔らかい光なので、特にリラックスしたい場所で最大の効果を発揮します。リラックスした雰囲気をつくるには、かかせないインテリアアイテムです。
 例えば、寝室やリビングでは、間接照明を低い位置に設置すると効果的ですよ。部分的に照らすことで明るさの濃淡をつくったり、部屋を立体的に見せたりすることもできます。住宅事情のよくない日本でも、間接照明を効果的に使ってインタリアを変えることで、空間を広く感じさせることができるんですね。
 一つの照明で部屋全体を照らすよりも、いろいろな空間演出が楽しめるのも、間接照明の魅力です。見せたいものをより引き立てる効果もありますし、自然界では下から上に光が当たることはないので、アッパーライティングによって幻想的な雰囲気が生まれますよ。
 部屋の隅などに間接照明を置くと、空間に広がりが出てきますし、壁に飾った絵画にスポットライトを当てても、立体感が生まれて素敵なインタリアになりますね。

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