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ウィキペディアとは

ウィキペディアとは、インターネット上でだれでも閲覧でき、記事の編集ができる、オンライン百科事典プロジェクトです。その名前の由来は、使用されているソフトウェア「ウィキ」と、英語で百科事典を表す「エンサイクロペディア」を組み合わせた造語です。
2001年に英語版で始まり、現在では200以上の言語版が存在します。まさに、多言語の百科事典です。新しい言語版のウィキペディアを作るにも、数人の賛同者がいれば立ち上げることができます。しかし、ウィキペディアで継続的に記事の更新や編集をして、プロジェクトを続けているのは150あまりの言語版にとどまります。日本語版ウィキペディアも、もちろん存在し、英語版に続くアクセス数を誇るほど利用されています。
ウィキペディアに2007年現在で登録されている項目は、英語版で160万件、日本語版やその他の言語で450万件ほどあります。Yahoo等の検索サイトで、調べ物をするときも、大抵上位にウィキペディアの記事がヒットするほどで、ウィキペディアは今では、世界中の多くの人に利用されています。

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ウィキペディアの運営

ウィキペディアは、当初、ジミーウェールズと彼がCEOを務める会社Bomisにより出資を受けてスタートしたプロジェクトです。ウィキペディアの記事は「すべて中立であるべし」といった方針も彼が打ち出しました。現在では、ウィキペディア百科事典プロジェクトに法人格を与えるべく「ウィキメディア財団(設立当初・本拠地はフロリダ州・2008年にカリフォルニア州に移転・非営利団体)」が設立され、プロジェクトを運営しています。
2004年には、ウィキペディアはアメリカで商標登録され、権利が保護されています。ウィキメディアが運営するウィキペディアの姉妹プロジェクトに「ウィクショナリー」があります。これは辞書(ディクショナリー)と類義語辞典(シソーラス)を組み合わせた造語で、ウィキペディア同様、オンラインの辞書兼類義語辞典です。
また、教科書や本を作成する「ウィキブック」プロジェクトも進行中です。ウィキペディアの関連書籍として、いくつかの言語で、記事を抜粋したCD版ウィキペディアやDVD版のウィキペディアが発行されています。

ウィキペディアの抱える問題

ウィキペディアは誰でも自由に閲覧ができ、記事の編集を行うことができます。それは、多様な記事が掲載される利点の反面、特定の個人の誹謗中傷が掲載されたり、他の記事の丸写しの記事が掲載されるといったことを管理するのが甘くなるリスクも抱えています。
ウィキペディア記事には、定期的に著作権侵害や、プライバシーに触れる記事などに対してチェックは入りますが、数日間はほおっておかれ、世界中の多数の人の目にさらされる事例も起きています。また、ウィキペディアの記事には、信憑性に疑問がある記事も時として見かけられます。過去には、ウィキペディアの記事を信用してレポートを提出した学生が、内容が事実と異なるという理由で落第点を付けられた事例もあります。
それに対して、ウィキペディア創設に深く関わったジミーウェールズは、「ウィキペディアの記事を学術研究に引用しないで」といった声明を出しています。この他ウィキペディアが抱える問題に、宗教や政治と言った、多様な価値観が存在する分野では、しばしば減収合戦が起こることも上げられます。


Copyright © 2008 ウィキペディアの使い方